州の年金制度の資産管理を担当する機関は、ブラックロックiシェアーズ・ビットコイン・トラストとグレイスケール・ビットコイン・トラストの株式を数百万株保有していると報告した。ウィスコンシン州投資委員会(SWIB)は、グレイスケールとブラックロックが提供するスポットビットコイン(BTC)上場投資信託への投資を報告した。5月14日の米国証券取引委員会(SEC)への提出書類で、ウィスコンシン州の信託基金の管理を担当する政府機関は、ブラックロックiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)の株式240万株以上とグレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)の株式100万株以上を保有していることを明らかにした。それぞれ約1億ドルと6,400万ドル相当。提出書類は、ウィスコンシン州退職年金制度が2つの資産管理会社を通じて仮想通貨投資にエクスポージャーを持っている可能性があることを示唆した。SWIBは、2023年12月時点で1,560億ドル以上の資産を管理しており、約48%が公開株式投資になっていると報告した。