サイオン・アセット・マネジメントのファンドマネージャーであり、『マネー・ショート 華氏500ドルの空売り』の悪名高い題材でもあるマイケル・バリー氏は、先日、第1四半期の13F申告書を公開した。驚いたことに、注目すべき投資を行った結果、中国株が同氏の総保有株数の20%以上を占めた。実際、2億ドル弱の資産を運用するバリー氏のヘッジファンドは、第1四半期にいくつかの興味深い動きを見せた。特にバリー氏は、明らかに選好している特定の中国企業のポジションを増やした。これらの銘柄には、以下のものが含まれる。 JD.com (NASDAQ: JD ) Alibaba (NYSE: BABA ) Baidu (NASDAQ: BIDU ) バリー氏は、JD株を16万株購入したがこれは中国企業3社の中で最多であり、続いてBABA株を5万株新規購入し、BIDU株を4万株追加購入した。これは、同氏が以前保有していたこれらの株に大幅に追加したことになる。実際、BIDUはバリー氏がこれまで株式を保有していなかった3社のうち唯一の企業だ。現在、同株はバリー氏の全ポートフォリオの4.07%を占めている。一方、バリー氏のJD株の保有はポートフォリオの6.11%から9.53%に増加し、同氏の中国株保有としては最大となった。また、BABA株の保有は6.15%から8.74%に急増した。