スニーカー大手のナイキ(NYSE: NKE )は、今度は欧州本社で人員削減を続けている。ナイキの最新のレイオフは、同社全体の従業員数を2%削減する計画の一環で、約1,500人のポジションが削減される。4月には、オレゴン州ビーバートン本社でも恒久的に人員削減すると当局に通知した。約740人の従業員が6月末までに解雇される予定。この記事の執筆時点でNKEの株価は1株あたり約94ドルで取引されており、時価総額は約1,420億ドルである。ナイキの株価は今年これまでに約12%下落している。店舗に戻るナイキは、長年オンラインに注力してきた消費者直販戦略の後、フットロッカー(NYSE: FL )やディックス・スポーティング・グッズ(NYSE: DKS )などの小売業者との関係を再構築している。CEOのジョン・ドナヒューは、この新しい計画を「卸売パートナーへの再投資」と呼んだ。同社は現在、最新のスニーカーを売り出す店舗を賞賛している。ナイキはライフスタイルブランドとして成長しており、例えばブレイクダンス専用のシューズも製造している。