ウォールストリートジャーナルは7月16日、ウォール街の複数の銀行の投資銀行収益が前四半期に2桁のパーセンテージで増加したと報じた。米国の経済安定が進んだ結果、同社の法人顧客は取引助言や債券発行など、より多くの銀行サービスを利用した。さらに、多くの企業の資産管理収益は第2四半期に急増した。後者の増加は、これらの機関が経験した取引の増加によって主に促進されたと私は考えている。具体的には、ウォール街の企業の取引の成功により、より多くの裕福な顧客がこれらの企業の資産管理部門に多額の資金を投資するようになった。一方、株式市場が上昇し、金利がさらに低下すると予想されるため、今年後半には新規株式公開や合併・買収の数が大幅に増加し、多くのウォール街の企業が恩恵を受けると予想される。これらの強力なトレンドから利益を得るために購入すべき、取引量の多い3つの銘柄を以下に紹介する。 JPモルガン(JPM) 出典:Daryl L / Shutterstock.com JPモルガン(NYSE:JPM)は、このコラムの冒頭で述べたトレーディング、コーポレートバンキング、資産管理事業の改善からすでに大きな利益を得ているようだ。