アルパイン・イミュン・サイエンシズ(ALPN)の株価が今日30%上昇した50億ドルの理由

製薬メーカーのアルパイン・イミューン・サイエンシズ(NASDAQ: ALPN)は、新薬に関する朗報を受けて、バーテックス・ファーマシューティカルズ(NASDAQ: VRTX)から49億ドルの買収提案を受けた。自己免疫薬のポベタシセプトは、希少腎臓病の治療薬として米国食品医薬品局(FDA)の第2相臨床試験に合格し、第3相臨床試験に入る。アルパイン株は4月10日に21%上昇し、一晩でさらに36%上昇し、4月11日は1株64.18ドルで取引を開始した。腎臓以外でも?ポベタシセプトは希少腎臓病のみを対象に試験されているが、バーテックスは免疫学分野での存在感を高めることを期待している。バーテックスのCEO、レシュマ・ケワルラマニ氏はポベタシセプトを「製品内パイプライン」と呼び、他の病状でも試験できる可能性があることを意味する。アルパインはこの取引を利用できる。第2相臨床試験の費用が予想を上回ったとしているからだ。アルパインは2023年を、現金および有価証券3億2,700万ドルのうち、現金4,400万ドルで終えた。2023年の営業キャッシュフローは7,900万ドルの赤字だった。一方、バーテックスは免疫学分野で他の製薬会社との競争に陥っている。
Source: InvestorPlace

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