水曜日のオーストラリア株は、大型連休明けに取引が再開され、ウォール街の夜の大幅な上昇が市場を下支えし、20カ月ぶりの高値まで上昇した。 S&P/ASX 200指数は0042GMTまでに0.6%上昇して7,548.3となり、2022年4月21日以来の高値を記録した。市場はクリスマスとボクシングデーのため月曜と火曜は休場だった。火曜日の米国株は上昇幅を拡大し、連邦準備制度が早ければ3月にも利下げを開始するとの期待から2023年最終週が始まった。シドニー市場では商品株が幅広い層の買いの上昇を主導した。鉄鉱石価格の上昇を背景に鉱山労働者は1.3%以上上昇した。 BHPグループ、リオ・ティント、フォーテスキューは0.1─1.5%上昇した。紅海での船舶へのさらなる攻撃により輸送障害への懸念が高まり、原油価格が昨夜上昇したことを受け、エネルギー株は0.7%上昇した。ウッドサイド・エナジーとサントスはそれぞれ0.8%、0.9%上昇した。金利に敏感な金融機関は0.2%上昇し、「四大」銀行は0.3─0.7%上昇した。