米国のインフレ統計が軟調だったことを受け、オーストラリア株は8週間ぶりの高値を記録

米国のインフレ統計の低下を受けて連邦準備理事会(FRB)が当面は利上げを検討しないとの見方が高まる中、オーストラリア株は水曜日、鉱業株と金融株の上昇に支えられ、8週間ぶりの高値を付けた。 S&P/ASX 200指数は日本時間午後2時59分までに1.5%上昇し7,110.1となり、9月21日以来の高値となった。同ベンチマークも、1日としては7月13日以来最大の上昇を記録した。火曜日のデータが示したように、金利一時停止への賭けが加速した。 10月の米国の消費者物価は横ばいだった一方、基調インフレ率は過去2年間で最も低い年間ペースで上昇した。オーストラリアでは、第3・四半期の賃金価格指数(季節調整済み)がロイター調査の予想3.9%に対し、データによると年率4%上昇した。金株は3.6%急騰し、1月4日以来の日中最大の上昇率を記録した。ノーザン・スター・リソーシズは3.9%上昇し、エボリューション・マイニングは4.6%上昇した。ニューモント・コーポレーションのASX上場株は3.5%上昇した。中国の鉄鋼不動産セクターに対する景気刺激策が需要見通しを押し上げる中、鉱業も鉄鉱石価格の上昇を追い風に2.7%上昇し、2カ月ぶりの高値を付けた。
Source: Business Recorder

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