アストラゼネカのパスカル・ソリオ氏の昇給に賛成することの危険性 | ニルス・プラトリー

反発にもかかわらず、1,870万ポンドのパッケージが承認されたことで、他の地域でも米国式の役員報酬が支払われる可能性が開かれた。今週、同社の大株主の1つであるフロリダに拠点を置くGQGパートナーズの最高投資責任者が主張したように、アストラゼネカの最高経営責任者パスカル・ソリオは「大幅に低賃金」なのか?もちろんそうではない。ソリオは過去10年間で1億2,000万ポンドを支払われているが、これは、彼が着任した当時はそうではなかったものの、現在は英国で2番目に大きい上場企業を率いて見事に成功を収めた人物にとっても、途方もない金額である。AZとソリオがファイザーの冷酷な数字処理者たちからの入札をなんとかかわした2014年の歴史を変えた瞬間は、おそらく英国経済に1億2,000万ポンドの何倍もの価値があっただろう。しかし、9万人の組織の従業員1人にそのような金額を支払うのは、やはり不合理に思える。ソリオは自分ですべての仕事をしているわけではないのだ。続きを読む…
Source: The Guardian

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