シェブロンによる76億ドルのPDCエナジー買収により、コロラド州最大の石油・ガス会社が誕生

シェブロン社は、PDCエナジーを76億ドルの取引で買収し、これにより同社はコロラド州最大の石油・ガス生産者となり、大企業が中小企業を飲み込む傾向が続いている。 PDCエナジーの株主は、エクソンモービルに次ぐ株価で米国第2位の石油会社、カリフォルニア州サンラモンに本拠を置くシェブロンの株式を取得することになる。シェブロンはまた、10億ドルを超えるPDCエナジー社の負債を引き受けることになる。その資金でシェブロンは、ウェルド郡のデンバー・ジュールズバーグ盆地にある同社の現在の所有地に隣接する27万5,000エーカーの土地を取得することになり、埋蔵量は石油とガスを合わせた石油換算10億バレルと推定される。シェブロンはまた、デンバーに本拠を置くPDCエナジーがテキサス州に所有する国内最大かつ最も生産性の高い油田であるパーミアン盆地にある25,000エーカーの土地も取得することになる。エンベルス・インテリジェンス・リサーチのディレクター、アンドリュー・ディットマー氏はアナリストノートで、「今回の契約により、シェブロンはコロラド州でさらに手ごわい事業者となる」と述べた。ディットマー氏は、「コロラド州の資産には規制上のリスクがある程度高まっているが、数年前に懸念された許可停止という最悪の事態はほぼ現実になっていない」と述べた。
Source: The Colorado Sun

ニューストップ