4月も半ばを過ぎた今、状況にかかわらず、ほぼ毎年のように「5月には売って、消えろ」というフレーズが再び見出しを飾るだろう。確かに、今年の5月は不安なことが尽きない。第2四半期が始まって以来、株式市場全体が底をついているようだ。インフレの影響で金利引き下げが遅れる可能性(おそらく2025年まで?)もある中、2024年5月は投資家が利益確定するのに絶好の時期のように思える。間違いなく、一見泡沫の勝ち組銘柄から少し利益確定しても、近年勝ち続けている勝ち組銘柄を手放すことでない限り、決して損にはならない。そのような銘柄の中で、売り手が近年完全に間違った判断をした勝ち組銘柄の1つとして、すぐに思い浮かぶのはNvidia(NASDAQ: NVDA )だ。いずれにせよ、5月が近づくにつれて売るべき過大評価されている銘柄を3つ紹介する。ルルレモン(LULU) 出典:Richard Frazier / Shutterstock.com まず、アスレジャー企業のルルレモン(NASDAQ: LULU)が倒産しました。同社は数週間前にかなり悲惨な四半期決算を報告して以来、損失を増やしています。