ムンバイ、5月30日 株価指標のセンセックスとニフティは木曜日に1%近く下落し、デリバティブ市場での月次満期に伴う利益確定により5日連続で下落を続けた。30銘柄で構成されるBSEセンセックスは617.30ポイント(0.83%)急落し、73,885.60で引けた。この指標は優良株の売りにより、この日の安値73,668.73を記録した。NSEニフティは216.05ポイント(0.95%)下落し、22,488.65で引けた。株価指標は5月23日に史上最高値で引けたが、6月4日の下院選挙結果を前に投資家の間で不安が高まる中、利益確定の動きが引き起こされた。それ以来、ニフティとセンセックスは5営業日連続で約2%下落している。ジオジット・ファイナンシャル・サービスの調査部長、ビノド・ネール氏は「世界的なインフレの堅調さを受けて国債利回りが上昇し続け、中央銀行の利下げ政策が遅れているため、ベンチマーク指数は米国市場からヒントを得ている」と述べた。