S&P 500は米国のインフレ統計を控えて一時休止

By Sinéad Carew and Sruthi Shankar (Reuters) – 米国連邦準備制度が金利をどのくらいの期間高水準に維持するかについての手がかりとなる可能性のある重要なインフレ指標を前に投資家が固唾を飲んでいたため、S&P 500は月曜日の取引をわずかに下げて取引を終えた。金曜に指数が堅調に上昇したことを受け、市場は月曜の注目を火曜午前に発表される消費者物価指数(CPI)統計に移した。エコノミストらは10月の総合成長率が3.3%と、9月の3.7%から鈍化すると予想している。しかしコア価格は前月から変わらないと予想されている。ノースウェスタン・ミューチュアル・ウェルス・マネジメント・カンパニーの株式担当チーフ・ポートフォリオ・マネジャー、マット・スタッキー氏は、労働市場とともにCPIの数値が「金融市場にとって重要なことの主導権を握っているのは明らかだ。なぜならそれがFRBの政策が今後どこに向かうのかを決定づけるものだからだ」と述べた。ウィスコンシン州ミルウォーキー。同氏は「市場はFRBが利上げを完了するとの期待を持っているが、それが真実であるためには、労働市場の冷え込みとともにインフレ面での継続的な進展が必要だ」と述べた。
Source: SRN News

ニューストップ