米国上院の非常に影響力のある2人の議員、上院多数党院内総務のチャック・シューマー氏と上院財政委員長のロン・ワイデン氏は先月、大麻を連邦規制薬物のリストから外す法案を再提出した。上院議員らは「合法化」という表現を避けているようだが、私の見解では、この法案は連邦レベルで大麻の使用を合法化するものだ。実際、「この法案は連邦のマリファナ関連の有罪判決を自動的に抹消する」とともに、「大麻産業の生産、販売、流通、その他の要素を規制する連邦大麻製品センターを設立する」とミズーリ・インディペンデント紙は報じている。この法案は、マリファナが違法な州でのマリファナの販売を依然として禁止している。しかし、法案が可決されれば、国内のどこででもマリファナを使用し、許可されている州で販売することはワシントンの目には合法となるようだ。2024年の選挙に向けて共和党が若い有権者や浮動票の支持を得ようと躍起になっていることを考えると、この法案が今年中に可決される可能性は十分にあると私は考えている。