中国のハイテク大手、百度(NASDAQ: BIDU )は、中国でテスラ(NASDAQ: TSLA )と地図作成契約を締結したことを受け、週末に5.5%上昇した。百度は、テスラが自律走行車技術の計画である完全自動運転(FSD)を開発するにあたり、中国の地図を提供する予定である。百度はすでに、その機能を搭載した車を提供している。百度株は4月29日に104.88ドルで取引を開始した。株価は2024年に入ってから今のところ9%下落している。 百度株:中国のハイテクスター 2020年の中国のハイテク取り締まり以前は、百度はテンセント(OTCMKTS: TCEHY )やアリババ(NYSE: BABA )とともに中国の3大クラウド企業の1つだった。百度は、アルファベット(NASDAQ: GOOG 、NASDAQ: GOOGL )などの米国企業のようなハイパースケールデータセンターを構築していた。当時の主なニッチは検索であり、これもグーグルに近い比較対象となっていた。同社は依然として中国で60%の市場シェアを誇る最大の検索企業だ。技術取り締まりは百度の株価に多大な損害を与えたが、同社は依然として世界的な技術企業であり続けている。昨年、同社はErnieと呼ばれるAIチャットボットをリリースした。