今年ここまでの小規模な上昇を利用したいなら、配当株が最適だ。S&P 500は5月に5%上昇したが、これは主にNvidia (NASDAQ: NVDA )が予想を上回ったこと、1対10の株式分割を発表したこと、生成AIの台頭、そして今年3回の利下げが予想されることも、センチメントの支えになっている。さらに、ファンドストラットのトム・リー氏によると、今後数週間以内に、中古車価格の下落や所有者相当家賃の低下など、インフレに関するいくつかの前向きなデータが予想され、6月のS&P 500は4%上昇する可能性がある。それに加えて、高金利のため、過去最高の6兆ドルの現金が手元にある。しかし、企業が大儲けし、Nvidiaのようなハイテク大手が好調であるため、投資家は資金を株式市場に戻している。そこで、2桁の上昇余地があり、業界最高の利回りを誇る3つの銘柄を検討してみよう。さらに、2008年の金融危機、COVID-19、ドットコムバブルの崩壊が示しているように、ハト派的なFRB、11月の選挙、地政学的緊張にかかわらず、配当株は無配当株を上回るパフォーマンスを示している。