ワシントン(AP通信)-下院司法委員会の共和党委員長は、保守派に対するハイテク企業による検閲とされる調査に関連する文書を提出しなかったとして、メタ社の最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグ氏を議会侮辱罪で起訴すると脅している。司法委員会委員長のジム・ジョーダン下院議員は、委員会は木曜日に公聴会を開催し、ザッカーバーグ氏が2月の召喚状に応じることを「故意に拒否」した経緯を詳述する侮辱報告書について採決する予定だと述べた。この法案は共和党主導の委員会を通過する可能性が高い。その後、8月の休会後の早ければ今秋にも侮辱決議案に関する下院全体採決を行うかどうかはケビン・マッカーシー下院議長次第となる。下院がザッカーバーグ氏を侮辱罪で裁いた場合、司法省が同氏を訴追するかどうか決定することになる。メタ社の広報担当者アンディ・ストーン氏は、同社は2月以来、社内外の文書合わせて5万ページ以上を委員会に提出したと述べた。同氏は、現従業員や元従業員も議員との面談に応じられるようにしたと付け加えた。ストーン氏は声明で「メタは何ヶ月もの間、この委員会の広範な情報要求に誠実に対応してきた」と述べた。