2024年第1四半期は、投資家が2023年に見たものとほぼ同じ展開だった。昨年51％上昇したハイテク株中心のナスダック100指数は、新年最初の3か月間でほぼ10％上昇した。4月はペースが鈍化し、指数はこれまでのところ3％下落している。インフレが再び頭をもたげ、連邦準備制度理事会がいつ金利を引き下げるか、あるいは引き下げるかどうか疑問視されている。その結果、次の成長プロジェクトの資金調達を検討している企業にとってコストが高止まりする可能性がある。つまり、第1四半期に最も好調だったナスダック銘柄が第2四半期に同じ結果を繰り返さない可能性がある。あるいは、気にせず楽観的に進み続ける可能性もある。これらのトップ銘柄が今後3か月間、再び上昇をリードするかどうかを詳しく見てみよう。 ASMLホールディングス（ASML） 出典：Ralf Liebhold / Shutterstock 人工知能（AI）は引き続きナスダックの優良株の牽引テーマであり、オランダに拠点を置く半導体装置メーカーのASMLホールディングス（NASDAQ：ASML）は、それがなぜ成功する投資なのかを証明した。同社は、需要の高いAIチップの製造にチップメーカーが必要とする重要な装置の製造を独占している。
