テスラ（NASDAQ: TSLA ）の株価は、2024年に入ってからこれまでで最大の下落銘柄として引き続き注目を集めているが、この電気自動車（EV）メーカーは回復の兆しがあると考えている大口投資家が1人いる。キャシー・ウッド氏だ。アーク・インベストのマネジャーである同氏は、テスラの30%を超える株価下落は、CEOのイーロン・マスク氏の発明品が新たな高値に急騰する前の障害に過ぎないと考えている。どのくらい高値になるのかと疑問に思う人もいるかもしれない。ウッド氏はTSLA株の目標価格を2,000ドルとしている。参考までに、同株は現在1株当たり171ドルで取引されている。ウッド氏は最近、テスラに対する楽観的な見方を語り、同社は依然として完全電動化の未来に向けて強力な態勢を整えていると主張した。「今は逃げ出す時ではない」とウッド氏はCNBCのインタビューで語った。アーク・インベストは最近、先週行われた同社の第1四半期決算発表を前に、数百万ドル相当のテスラ株を購入した。残念ながら、同社の財務結果は期待外れに終わり、テスラはさらに赤字に陥った。それでも、ウッド氏はテスラの将来は明るいと信じている。
