ニジェールで7月に起きたクーデターの結果生まれた軍事政権は、ロシア代表団のニアメ訪問を歓迎し、同国における欧州連合(EU)の安全保障・防衛任務2件を終了すると発表した。選挙で選ばれた大統領モハメド・バズームが打倒されて以来、権力を握っている軍は、崩壊した政権の西側パートナーとの関係を徐々に断ち切ってきた。 12月末まで続くフランス軍の撤退を顕著に得た後、彼らは新たな同盟国を探しており、特にロシアに近づいている。ニジェール外務省はプレスリリースで、2012年から活動している欧州民間ミッション「EUCAPサヘル・ニジェール」に関連してニジェール国が欧州連合と締結した協定を非難すると発表した。このミッションはニアメとナイジェリアに拠点を置いている。欧州人120名を擁し、「国内治安部隊、ナイジェリア当局、非政府関係者」を支援していると発表した。同省はまた、「EUMPM」と名付けられたニジェールにおける「EU軍事パートナーシップミッションの展開について認められた同意のニジェール州による撤回」を宣言した。