ニューヨーク:月曜日(7月10日)の米国株は、先週の下落を受けて上昇して終了したが、連邦準備制度当局者のコメントにより、米国中央銀行が引き締めサイクルの終わりに近づいているのではないかとの見方が強まった。ダウ工業株30種平均は209.52ポイント(0.62%)上昇の33,944.4、S&P 500指数は10.58ポイント(0.24%)上昇の4,409.53、ナスダック総合指数は24.77ポイント(0.18%)上昇の13,685.48となった。水曜日の消費者物価統計と今週後半の第2四半期決算の開始を前に、取引時間の大部分で警戒感が広がり、S&P500は引け前に若干の上昇を見せた。エドワード・ジョーンズのアンジェロ・クルカファス氏は「少々優柔不断なところがある」と述べ、連邦準備制度理事会の政策にとって重要なインプットとなる水曜日の消費者物価指数の「待ちの勝負」について述べた。クルカファス氏は、市場は2023年上半期の好調を受けてまだ「消化」段階にあるとしながらも、米国の経済指標が良好なままであれば株価はさらに上昇する可能性があると指摘した。投資家は、物価圧力が引き続き緩和されるかどうかに注目している。Source: The Sun Daily
関連銘柄:Global X Funds (DJIA)インテル (INTC)LPLファイナンシャル・ホールディングス (LPLA)