米国の銀行は「長期にわたる高金利」の恩恵を受ける:ゴールドマン・サックスは投資家にとって「適度に魅力的な参入ポイント」と見ている

高金利が持続するという新たなシナリオが、米銀行の収益性を押し上げる可能性がある。これはゴールドマン・サックスのアナリスト、リチャード・ラムズデン氏が月曜のメモで第2四半期決算シーズンについて慎重ながらも楽観的な見通しを示したことだ。7月12日に最初に決算を発表するのは、JPモルガン・チェース(NYSE: JPM )、ウェルズ・ファーゴ(NYSE: WFC )、シティグループ(NYSE: C )、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(NYSE: BK )など。ゴールドマン・サックス(NYSE: GS )とバンク・オブ・アメリカ(NYSE: BAC )は、それぞれ7月15日と16日に決算を発表する予定だ。銀行の第2四半期決算を前にアナリストは楽観的「金利が長期化する環境では、金利に敏感な長期資産の価格は引き続き上昇し、預金コストの圧力は鈍化している」とラムズデン氏は記した。ゴールドマン・サックスは、銀行が四半期平均で前年同期比7%の収益増を報告すると予想している。トレーディング収益の伸びは堅調なセグメントになると予想されており、2024年第2四半期には平均6%、年間では3%と予測されている。これは第4四半期以降の2%と比較して高い。
Source: Benzinga

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