マイクロソフト社(NASDAQ: MSFT )のCEO、サティア・ナデラ氏は来週、東南アジアを訪問する予定だ。同氏の訪問では、政府関係者や開発者らと人工知能(AI)について話し合う予定だ。 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は木曜日、ナデラ氏のインドネシア、タイ、マレーシア訪問は、同地域におけるマイクロソフトのAI関連計画に重点を置くと報じた。同訪問は、インドネシアでの製造業への投資に関心を示したアップル社のティム・クックCEOの最近の訪問を受けて行われる予定だ。マイクロソフトは、オンライン商取引、デジタル取引、破壊的技術系スタートアップを推進するデータセンターや先進技術の需要が急増している東南アジアと長年にわたる関係を築いている。同社のクラウドコンピューティング部門「Azure」は、同地域でアマゾン、グーグル、アリババと競合しており、2010年にシンガポールに東南アジア初のデータセンターを開設した。アナリストらは、AIを活用した技術に対する同地域の需要が大幅に増加すると予想しており、これはChatGPTを展開するOpenAIとの提携を通じて、すでにマイクロソフトの収益に貢献している。