先物は、JPモルガンの期待外れの収益と高まる地政学的リスクで急落。今朝の先物は急落している。米国最大の銀行であるJPモルガンの業績と見通しが期待外れだったためで、同社の株価は第1四半期の決算シーズンの低調なスタートで約3%下落している。一方、イスラエルとイランの差し迫った紛争への懸念が高まり、原油が急騰し、先物は下落している。午前8時45分現在、S&P先物は0.7%下落し、セッション安値で推移している。また、中国が通信会社に外国製チップの段階的な廃止を開始するよう求めたとの報道を受けて、ナスダックも下落している。この下落は、資金がTSYに移ることが安全であると見られ、今朝の債券利回りが最大10bps下落したことによる。とはいえ、米ドルは再び上昇し、ユーロとケーブルは急落している。ベースメタルは、中国の輸出が予想を下回る中(調査では-1.9%、前回は5.6%)、下落している一方、昨夜記録された金の急騰は継続しており、金先物は2,400ドルをわずかに上回る水準で取引され、スポット取引はそれをわずかに下回る水準で取引されている。