セレブリティ・アプレンティス ドナルド・トランプ前大統領のミーム株が深刻な問題を抱えている。トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ（TMTG）の株価は今朝、市場が開くとすぐにさらに9％下落し、大暴落している。同グループの株価は先月、白紙小切手買収会社と合併して以来、下落し続けており、デビュー後の最高値からほぼ半値になっている。一方、激怒したトランプは仲間を糾合しようとし、先週、TMTGが所有する極右ソーシャルメディアプラットフォームであるトゥルース・ソーシャルを倍増して引き続き使用すると繰り返した。アナリストが長らく予測していたこの暴落は、投資家が天文学的な高値を付けた株を処分していることを明確に示している。合併によりTMTGの評価額は数十億ドルと莫大なものとなったが、トゥルース・ソーシャルの昨年の収益はわずか410万ドルで、同期間に58ドルの損失を出している。執筆時点では、株価は合併時の価格を大きく下回る36ドル前後で推移している。この大失態により、すでに数十億ドル相当の価値が消失しており、その中にはトランプ氏自身の純資産10億ドル以上も含まれている。
