キンドリルとアポロの入札はDXCの運命を変えるだろうか?

ロイターの情報筋によると、世界的なITサービス企業Kyndrylと民間投資会社Apollo GlobalがDXCテクノロジーに買収提案を行ったと報じられている。報道によると、ApolloとKyndrylは1株当たり22〜25ドルの買収提案を協議している。このニュースが報じられて以来、DXC株はニューヨーク証券取引所で11%上昇し、1株当たり18.45ドルとなり、時価総額は33億ドルに達した。両社ともこの件についてコメントしていない。報道によると、DXCは保険ソフトウェア事業の売却についても別途入札を募っているという。このシステムインテグレーターは2020年にも同様のルートをたどり、ヘルスケアテクノロジー事業をプライベートエクイティ会社Veritas Capitalに当時50億ドルの現金で売却している。しかし、世界的なシステムインテグレーター(GSI)がDXCに手を出そうとしたのは今回が初めてではない。 2021年、フランスを拠点とするテクノロジー大手アトスはDXCに対して100億ドルの買収提案を行ったが、DXCの取締役会が提案を拒否したため協議は決裂した。DXCは昨年末に経営陣が交代し、2019年以来最高責任者を務めていたマイク・サルヴィーノ氏が退任した。
Source: ARN

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