今週の主要イベント：コアPCE、大統領選討論会、フランス選挙 日曜日に行われるフランス総選挙（パート1）が今週の主要イベントとなる。週末の世論調査では、ルペン氏の国民連合への支持が引き続き上昇しており、最新の世論調査では33％の支持率を示している。一方、極左の新人民戦線（NPF）は27％、マクロン氏の運動は20％となっている。興味深い余談だが、DBのジム・リードは、2週間前の議会解散前に財政委員会の委員長を務めていたNPFメンバーのエリック・コケレル氏が、同党の連合が選出されれば所得税の最高限界税率を90％に引き上げると述べたと指摘している。最高税率は現在45％である。憲法裁判所が政権を握ればこれを阻止するかもしれないが、それは今回の選挙の潜在的な結果を示すさらなる証拠である。政治の話に戻ると、木曜日の夜に米国で行われるバイデン氏とトランプ氏による初のテレビ討論会も興味深いものとなるだろう。大きな見出しがつく余地は十分あり、候補者が勢いを増すか、あるいは逆転するかが決まる。
