最高裁、マイケル・アベナッティ弁護士の有罪判決覆しの申し立てを却下 ザカリー・スティーバー著、大紀元経由(強調は当社) 米最高裁は5月28日、成人映画女優ストーミー・ダニエルズの弁護で知られるマイケル・アベナッティ弁護士による、ナイキ関連訴訟での有罪判決覆しの申し立てを却下すると発表した。 マイケル・アベナッティ弁護士は2019年4月1日、カリフォルニア州サンタアナの連邦裁判所に到着。(ジェイ・C・ホン/AP通信撮影) 判事らは決定の理由を説明しなかった。 裁判所は、ドナルド・トランプ前大統領によって任命されたブレット・カバノー判事は、アベナッティ氏の上訴許可状、つまり下級裁判所の判決の再審査を却下する決定には関与していないと述べた。 アベナッティ氏は、カバノー判事を性的暴行で告発した女性の弁護を務めたことがある。 アベナッティ氏は2020年、ナイキからの恐喝と依頼人への詐欺で有罪判決を受けていた。ナイキ関連の訴訟の中心にあったのは、2019年にアベナッティ氏が行った脅迫で、録音された音声に記録されていた。同氏は、大学バスケットボールの有望選手の家族に対する不正な支払い疑惑を暴露することで、スポーツウェア会社の評判を傷つけ、株価を下げると脅した。