By Sabrina Valle ヒューストン(ロイター) – エクソン・モービルは月曜日、電気自動車のバッテリーや先端エレクトロニクスに使用される主要金属の供給を目的として、2027年までに地下井戸からリチウムの生産を開始する計画であると発表した。米国と欧州の政府が電気自動車の普及促進と化石燃料消費量の削減に向けた計画を策定する中、石油メジャーは電動化分野への投資を進めている。エクソンは、国内の金属源開発を支援するため、大量のリチウム鉱床があることで知られるアーカンソー州の地域の地面から汲み上げた塩水から生産を開始すると発表した。エクソンの低炭素事業部門の社長、ダン・アマン氏は「長期的には、リチウムは本当に世界的なチャンスだ」と述べた。 「これらの重要な材料の国内生産を増やすことが緊急に必要であるため、私たちはここから始めています。」エクソンは、年間100万台を優に超えるEVにリチウムを供給し、2030年までにリチウムの主要サプライヤーになる計画だ。金融会社TDコーウェンのアナリストらは、その目標には5万トンを供給するには約20億ドルの設備投資が必要と見積もっているが、その量は5万トンに達する可能性がある。潜在的な現金8億ドルを生み出す。