コモディティ株と銀行株が重しとなり、オーストラリア株は約1年ぶりの安値を記録

投資家は金利の手掛かりとして水曜日に発表される現地のインフレ統計を待つ一方、月曜日のオーストラリア株は下落し、比重の高いコモディティ株や金融株の下落が重しとなり、ほぼ1年ぶりの安値を付けた。トレーダーらも中東紛争の展開を注意深く監視しており、S&P/ASX200指数は日本時間午後1時52分までに0.7%下落して6855.7となり、2022年11月4日以来の安値を付けた。先週発表された中国の粗鋼生産量が市場にサプライズとなって9月の粗鋼生産量が8月比5%減少したこともセンチメントを悪化させた。鉱業株がベンチマーク指数の下落を主導し、1.7%下落して10月6日以来の安値となった。BHPグループとリオ・ティントはそれぞれ2%以上下落した。エネルギー株は1.3%下落し、10月3日以来の最悪の日を記録した。ウッドサイド・エナジーとサントスの株価はそれぞれ1%以上下落した。金融株は0.4%下落し、「四大銀行」は0.4%から0.8%の間で下落した。テクノロジー株は4期連続の下落となる可能性があり0.4%下落し、5月18日以来の安値を付けた。
Source: Business Recorder

ニューストップ