ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の第1四半期の利益は医療機器の好調な売上により押し上げられたと、この消費者向けヘルスケア企業が発表した。 財務実績が米国のヘルスケア部門の指標とみなされているジョンソン・エンド・ジョンソンは、アナリストの予想2.64ドルに対して、1株当たり利益2.71ドルを発表した。 第1四半期の収益は213億8,000万ドルで、ウォール街の予想214億ドルを上回った。 売上高は前年比2%増。 手術、整形外科、視覚用の機器を製造する同社のメドテック部門は、高齢者の緊急を要しない手術の需要が高まったため、第1四半期に売上高が回復した。 ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療機器事業は、第1四半期に前年比4%増の78億2,000万ドルの売上高を計上した。 同社は医療機器事業の成長を優先課題としており、最近、心臓機器会社ショックウェーブ・メディカル(SWAV)を131億ドルで買収すると発表した。ジョンソン・エンド・ジョンソンは過去2年間に心臓医療機器メーカー2社を買収し、アビオメッドの買収に166億ドル、非上場企業のラミナーの買収に4億ドルを費やした。