ムンバイ:インド準備銀行(RBI)が2023年11月に個人向けローンのリスク加重を100%から125%に引き上げたことを受けて、HDFC銀行、ICICI銀行、コタック・マヒンドラ銀行、アクシス銀行などの民間金融機関は、過去数か月間に個人向けローンの貸出金利を30~50ベーシスポイント(bps)引き上げたと各銀行が開示した。銀行はまた、資産の質が低下した場合の潜在的な影響を減らすために、こうしたローンの引受基準を厳格化している。ベーシスポイントは、1パーセントポイントの100分の1である。HDFC銀行は、1月から3月の10.35%から4月から年率10.75%の最低金利で個人向けローンを提供している。コタック・マヒンドラ銀行では、個人向けローンの金利は、リスク加重の引き上げが発表された頃の10.50%から10.99%に上昇している。「リスク加重の上昇による金利シナリオに関する限り、ほとんどの銀行は、個人向けローンの金利を10.99%から引き上げており、リスク加重の引き上げが発表された頃の10.50%から上昇している。」 「金融機関はコスト増加分を顧客に転嫁している」とコタック・マヒンドラ銀行の消費者金融部門責任者、ヴィラット・ディワンジ氏は述べた。「個人向けローンの金利は25~50bps上昇するだろう。」Source: Economic Times India
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