商業用不動産の低迷が続けば、これら4つの銀行が危険にさらされる可能性がある

ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)は1月、商業用不動産貸付準備金の大幅な損失を発表し、その結果、株価が70%下落した。その直後、エバーコア ISI の金融アナリストがいくつかの数値計算を行ったところ、いくつかの地方銀行が投資家を懸念させる商業ローンへのエクスポージャーを高めていることが判明した。彼らの調査によると、商業セクターの苦戦が続くと、4行の銀行がさらなるリスクに直面することになる。カレン/フロスト・バンカーズM&Tバンク・シノバス・フィナンシャル・シチズンズ・ファイナンシャル・グループ・エバーコアのジョン・パンカリ氏は、この問題を調査したアナリストの1人であると指摘した。債務不履行(または償却)は金融危機時に見舞われた水準に達していないが、商業部門の継続的な損失により、リスクにさらされている銀行は手元資金の増加を余儀なくされる可能性がある。そうは言っても、パンカリ氏は、商業ローンのデフォルトが増加した場合、これらの銀行が破綻する危険にさらされているとは必ずしも考えていない。 「これは銀行の収益の問題であり、流動性や資本の問題ではない」とパンカリ氏は本誌に語った。
Source: Benzinga

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