米国株は、取引終盤にハイテク企業が急伸したことから、2日間の下落を終えた。取引日は不安定で、ウォール街は取引終盤にアップルの収益に注目している。アナリストの中には、海外でのiPhone販売低迷に関する調査会社からのここ数カ月間の無数の報告がある中、アップルが期待はずれの収益を相殺するために大規模な自社株買いプログラムを発表すると予想する人もいる。まずは主要株価指数先物の不安定なセッションから始めよう。先物は現金セッションの開始時に急落し、約30分後、つまり東部標準時1000分頃に買い注文が入った。それ以降、午後遅くの取引にかけては値動きは概ね上昇している。値下がりにもかかわらず、ゴールドマン・サックス・ショート指数(GSCBMAL)は急伸し、セッションで4%上昇した。カーバナ社などの銘柄は、予想を上回る第1四半期の収益発表を受け、セッション終盤に32%上昇した。同社は流通株式の約27.6%を空売りしており、株価の高騰の一因となっている。