銅は人気商品: BHP の「低額」オファーを受けてアングロ・アメリカンの買収合戦勃発の可能性 — 「ゲームが始まる」

オーストラリアの多国籍鉱山会社BHPグループ(NYSE: BHP )によるライバルのアングロ・アメリカン(OTC: NGLOY )に対する約400億ドルの買収提案は、銅資産をめぐる世界的な争奪戦の中で、他の多角化鉱山会社がおそらく競合する買収提案をしてくるため、十分ではないかもしれない。昨年、オーストラリアの銅生産会社OZミネラルズを64億ドルで買収したBHPは、世界経済が化石燃料から移行するにつれて、今後数年間で需要が大幅に増加するとの広範な予想の中で、赤い金属への投資を倍増している。太陽光発電所や風力発電所、電気自動車は、従来の公共事業や内燃機関の自動車よりも多くの銅を必要とする。「これは、世界のクリーンエネルギー運動の中心である銅やその他の金属の争奪戦によって推進されている工業用金属の統合に向けた最新の動きだ」と、投資コンサルティング会社デルタ・キャピタル・マネジメントの創設者ショーン・キャスタライン氏はベンジンガに語った。すでに世界最大の鉱山会社であるBHPは、現在、チリ国営のコデルコと米国の大手フリーポート・マクモラン社(NYSE: FCX)に次ぐ世界第3位の銅生産者である。
Source: Benzinga

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