今年も半ばを過ぎたが、株式市場は上昇を続けている。年初来、指標となるS&P 500指数は25の史上最高値を更新し、合計で13%上昇している。市場上昇の原動力となっているのは、今年第1四半期の企業収益が前年比平均8%増と好調であることと、米連邦準備制度理事会が金利を引き下げるとの期待だ。テクノロジー株は記録的な高値を更新し続け、成長株はバリュー株を上回り、投資家は引き続き小型株よりも大型株を好んでいる。今年後半がどうなるかは誰にも分からない。しかし今のところ、6月に買うべき3つのベスト株がポートフォリオの向上に役立つかもしれない。Nvidia(NVDA) 出典:gguy / Shutterstock.com Nvidia(NASDAQ:NVDA )の株は、1対10の株式分割後、かなり手頃になった。もちろん、同社のファンダメンタルズは変わっていない。しかし、このマイクロチップおよび半導体企業の株1株の購入コストは、1,200ドルから120ドルに値上がりしたばかりだ。現在の株価は、投資家が近い将来にNvidia株を購入できる最低価格とほぼ同じだ。