ロシュ、減量薬を迅速に承認へ

スイスの製薬会社ロシュは、急成長する市場でイーライリリーやノボノルディスクなどのライバルに挑むため、抗肥満薬の開発を加速させる計画だと、フィナンシャルタイムズが月曜日に報じた。ロシュはノボやイーライリリーの潜在的なライバル企業のひとつで、減量注射剤の需要が急増しており、専門家はこうした治療薬の売上予測を2030年代初頭までに1500億ドルにまで引き上げている。ロシュのトーマス・シネッカーCEOは同紙に対し、同社の最初の肥満薬は「人々が予想するよりも大幅に早く」、おそらく2028年までに市場に出るだろうと語った。同社は今月初め、カルモット・セラピューティクスの買収で獲得した2番目の候補薬、1日1回服用の実験的錠剤が初期段階の試験で良い結果を示したと発表した。シネッカーCEOはフィナンシャルタイムズに対し、ロシュはカルモット買収で「約7種類」の薬を手に入れ、そのうちいくつかは開発の初期段階にあると語った。ロシュ社はロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。
Source: The Manila Times

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