クウェート:クウェートとサウジアラビアは木曜日、イランも領有権を主張している係争中のガス田の単独所有権を持っていると発表、イランが探査を進めると脅したことで対立が激化した。クウェートとサウジアラビアではドゥッラ、イランではアーラシュとして知られる海洋油田は、長い間三国間の紛争の焦点となってきた。クウェートとサウジ当局は木曜日に発表した共同声明で、「彼らだけがその地域の富を搾取する完全な主権的権利を持っている」と述べた。湾岸諸国2カ国は、問題解決に向け海上国境画定について「イラン・イスラム共和国に対し、交渉を求めるこれまでの繰り返しの呼びかけ」を改めて表明した。サード・アルバラク石油大臣もイランの主張に反論し、海洋油田はクウェートとサウジアラビアが完全かつ共同所有していると繰り返した。議会質問への回答でバラク氏は、「油田に関するイランの主張は、現場の真実の現実を否定することはできず、この油田がクウェートとサウジアラビアの共同所有であることを裏付けている」と述べた。