公益事業株は歴史的にディフェンシブで配当重視の銘柄だったが、今年これまでのところ、より積極的な投資家の間では公益事業がホットなセクターとなっている。これは主に、AI革命が電力需要に与えた影響によるものだ。しかし、多くの公益事業が大きな成長機会となっている一方で、売るべき公益事業株も数多く残っている。売るべき公益事業株は3つのカテゴリーに分けられる。第一に、AI関連の追い風に逆らうような、より大きな問題を抱えた公益事業株。第二に、一部の公益事業株はこの成長トレンドの恩恵を受けていない。第三に、AIの成長トレンドから利益を得るという点では競争から外れてはいないかもしれないが、過剰な設備投資ニーズがあり、必ずしも利益を搾り取る価値がないかもしれない公益事業株。以下に、それぞれの例を挙げて、売るべき公益事業株3銘柄を紹介する。 ハワイアン・エレクトリック・インダストリーズ(HE) 出典:snvv18870020330 / Shutterstock.com ハワイアン・エレクトリック・インダストリーズ(NYSE:HE )、またはHEIは、アロハ州の規制対象電力会社を所有している。