AppleはOpenAIとの契約締結に近づいており、iPhoneにChatGPTを搭載する契約を締結しつつある。これは、同社デバイスに人工知能(AI)機能を組み込むための重要な一歩となる。Business Timesは、事情に詳しい情報筋が、両社間の交渉が終結に近づいており、両社が合意の最終詳細を詰めていることを明らかにしたと報じた。目標は、OpenAIが開発したChatGPT機能を、Appleの次期iPhoneオペレーティングシステムiOS 18で使用することだ。匿名の情報筋によると、この件は非公開であるため、協議は継続中だという。OpenAIと並んで、AppleはAlphabetの子会社であるGoogleとも、Geminiチャットボットのライセンス供与について協議している。しかし、この協議はまだ正式な合意に至っておらず、継続中だ。OpenAIとの契約が成立すれば、Appleは来月発表予定の一連の新しいAI機能の一部として、広く使用されているチャットボットを導入できるようになる。Bloombergは4月に、AppleとOpenAIの間で「激化した」協議が行われていることを示唆したが、差し迫った発表については確実性はない。