自動車組合が電気自動車工場の組織化を図る中、テスラは工場労働者の賃金を引き上げている

デトロイト(AP通信)—テスラの工場労働者は今年の昇給を期待すると言われているが、これは全米自動車労働組合が電気自動車メーカーの米国工場を組織しようとしている中での動きである。 UAWは木曜日、テスラの従業員が昇給に関する会社の声明について組合に伝えたが、昇給額の詳細については明らかにしていないと発表した。昨年デトロイトの自動車メーカー3社と強力な契約を獲得した後、同組合はテキサス、カリフォルニア、ネバダにあるテスラの組立工場や電池工場を含む米国内のすべての非組合自動車工場を組織する取り組みに乗り出した。テスラの賃上げは、UAW契約が批准された直後に、組合のない自動車工場を持つほぼすべての企業が労働者の賃金引き上げを発表した後に行われた。 UAWは、組織化活動はトヨタ、ホンダ、ヒュンダイ、日産、スバル、マツダ、フォルクスワーゲン、メルセデス、BMW、ボルボが運営する米国の十数工場を対象にすると発表した。テスラもEV新興企業のリビアンやルシッドとともにリストに名を連ねている。 UAWのショーン・フェイン会長は、組合に加盟していない自動車メーカーの賃上げを「UAWのバンプ」と呼び、組合組織化の取り組みを阻止する目的で引き上げられたと述べた。フェイン氏は木曜日の声明で、「こうした昇給額は素晴らしいが、企業が支払える金額や自動車労働者の価値には依然として遠く及ばない」と述べた。
Source: WNYT

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