雇用統計で利下げ観測が弱まり、オーストラリア株は下落

金曜のオーストラリア株は大手金融機関や鉱山会社の下落に引きずられて下落したが、予想より好調な現地雇用統計を受けて利下げ遅延の可能性を巡る懸念が高まり、投資家は大きな賭けを控えた。 S&P/ASX 200指数は1200GMT時点で0.2%下落し、7,764.9ポイントとなった。それでもベンチマーク指数は2月初旬以来の最高の週を記録した。オーストラリア統計局が木曜日に発表したデータによると、先月の純雇用は1月の水準と比べて急激に回復し、パンデミックによる歪みを除けば、月次増加としては10カ月ぶりの大きさとなった。オーストラリアの失業率はアナリスト予想を下回り、市場は中央銀行による年間利下げ予想を44ベーシスポイントから37ベーシスポイントに引き下げた。金融関連が同取引所の最大の足かせとなり、損失が継続した場合は1週間で最悪の取引で0.5%下落した。 「四大」銀行のうち3行は赤字となったが、ANZグループの株価は横ばいだった。マイナーズは0.1%下落したが、週間では3.4%上昇する予定で、1月下旬以来の高水準となった。
Source: Business Recorder

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