北西部オレゴン州の郡は木曜日、米国史上最悪の気象災害の一つである2021年の「ヒートドーム」対策として、大手化石燃料企業に対し510億ドル以上を求める訴訟を起こした。州内で最も人口の多い都市ポートランドを含むマルトノマ郡は、同社の製品の使用による歴史的な炭素汚染と、その影響について国民に誤解を与えるという同社の決定が組み合わさったことが熱波を悪化させる大きな要因だったと述べた。ジェシカ・ベガ・ピーダーソン郡長はAFPに対し、「これは、何十年も気候科学を否定するよう圧力をかけてきた化石燃料会社とその機関の行動により、私たちが気候に及ぼしている影響に直接起因する出来事だ」と語った。郡は、ヒートドームによる現在の損害として5,000万ドル、猛暑、干ばつ、山火事、煙空がより一般的になるため、将来の損害として15億ドルを求めている。また、郡のインフラをアップグレードし「気候変動」させるための長期的な「削減基金」に500億ドルを要求している。Source: Voice of America News
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