半導体大手のインテル(NASDAQ: INTC )の株価は、事業立て直しを図る中で、金曜の午後に小幅上昇した。最近、同社はファウンドリー製造部門のトップに新しい幹部を任命すると発表した。INTC株に対する懐疑的な見方が高まる中、これは今年2度目の経営陣の交代となる。インテルのプレスリリースによると、このテクノロジー大手は、ファウンドリー製造およびサプライチェーン組織の最高グローバル業務責任者、エグゼクティブバイスプレジデント、ゼネラルマネージャーにナガ・チャンドラセカラン博士を任命したと発表した。以前、チャンドラセカランはマイクロン(NASDAQ: MU )の技術開発部門でシニアバイスプレジデントを務めていた。チャンドラセカランは、約30年間の勤務を経てインテルを退職するキーヴァン・エスファルジャニの後任となる。同社は発表文で、「エスファルジャニ氏の輝かしい経歴はインテルファウンドリーの強固な基盤を築き、世界的なサプライチェーンの回復力と製造の卓越性における同氏のリーダーシップはインテルの事業を長期的成功へと導くのに貢献した」と述べている。エスファルジャニ氏は、スムーズな移行を促進するため、年末まで同チップメーカーに留まる予定だ。