ジョー・バイデン米大統領が債務上限に関する協定を議会で採決に移す準備ができていると発言し、数カ月にわたる膠着状態に終止符が打たれたと発言したことを受け、月曜日のオーストラリア株は広範囲にわたる上昇相場で上昇した。 S&P/ASX200指数は0055GMTまでに1.1%上昇し7220.80となり、日中の上昇率としては約7週間ぶりの大きさを記録した。先週の指標は1.5%下落した。大型の鉱山株が取引所の上昇を主導し、1.6%上昇した。セクター大手のBHPグループとリオ・ティントはそれぞれ1.9%、1.7%上昇した。金融株は1.2%上昇し、いわゆる「四大」銀行はそれぞれ約1.2%上昇した。ジョー・バイデン米大統領とケビン・マッカーシー下院議長は土曜日、31兆4000億ドルの債務上限を停止することで大筋合意に達した。両首脳は日曜、民主党と共和党の議員が合意案支持に投票することに自信を表明した。オーストラリア株は過去2カ月で最悪の週となる。米債務合意が焦点 米政府の債務不履行を阻止する合意は、史上初となるはずだったものの、数週間にわたる白熱した交渉の末に成立した。