ナスダック指数は株式市場を過去最高値へと押し上げており、今年上半期で20%上昇した。指数の上昇を支えているのは、エヌビディア(NASDAQ: NVDA )やマイクロソフト(NASDAQ: MSFT )など、業績が好調な一部の超大型テクノロジー株だ。ナスダック総合指数は過去最高値を更新し続けているが、構成銘柄の全てが恩恵を受けているわけではない。現在の上昇は依然として少数の銘柄に集中しており、多くの銘柄は大きく後れを取っている。ナスダック銘柄の中には、今年大幅な赤字に陥り、さらに下落しているものもあり、投資としては不適切だ。ここでは、暴落する前に6月に売るべきナスダック銘柄を3つ紹介する。 ルルレモン・アスレティカ(LULU) 出典:lentamart / Shutterstock ルルレモン・アスレティカ(NASDAQ: LULU )が6月上旬に発表した第1四半期の決算は、同社の株価に何の役にも立たなかった。年初来、LULUの株価は40%近く下落しており、ナスダック取引所で最もパフォーマンスの悪い銘柄の一つとなっている。