テスラ(NASDAQ: TSLA )のCEO、イーロン・マスク氏は、テスラと彼の他の会社でアップル(NASDAQ: AAPL )のデバイスを禁止すると脅している。マスク氏は、iPhoneメーカーとOpenAIの提携がITセキュリティリスクを生み出すと考えている。AAPLの株価は昨日1.9%下落したが、この記事の執筆時点では3%以上上昇している。イーロン・マスク氏はまた、X(旧Twitter)、SpaceX、その他多くの小規模なテクノロジー企業を経営している。アップルのAIイニシアチブとマスク氏の懸念アップルは昨日、OpenAIの人気チャットボットであるChatGPTを自社のデバイスに組み込むと発表した。さらに同社は、Siri音声アシスタントを含む多くのアプリにAIを追加する予定である。アップルはこの技術を使って自社のツールをよりパーソナライズ化しようとしている。しかし、同社はAI製品ではプライバシーを優先していると述べている。一方、イーロン・マスク氏はXの投稿で、「アップルは、ユーザーのデータをOpenAIに引き渡したら、実際に何が起きているのか全く分からない」と警告した。 「彼らはあなたをだましている」とCEOは付け加えた。マスク氏はまた、OpenAIがユーザーのデバイスから情報を取得し、そのデータを悪用する可能性があると示唆した。「Appleが独自のAIを作るほど賢くないのに、OpenAIがユーザーのセキュリティとプライバシーを保護することを保証できるというのは明らかに不合理だ」とマスク氏は書いている。