ヘッジファンドのお気に入り:米国の多額の投資を引き付ける欧州株3銘柄

ちょうど終わったばかりの第1四半期の終わりにかけて、米国を拠点とするヘッジファンドは米国株を売却し、資金を欧州株に移し始めた。投資銀行のモルガン・スタンレー(NYSE: MS)の分析によると、今年1月に欧州株式市場が上昇し始めて以来、ヘッジファンドは「取引セッションの約70%でEU株を購入している」ことがわかった。モルガン・スタンレーによると、ヘッジファンドの欧州へのエクスポージャーは、2023年末の17%未満から、今年の第1四半期末には約19%に増加している。欧州株への資金移動は、米国株が高すぎて買われ過ぎの領域にあるという懸念が高まる中で行われている。欧州の主要株価指数であるSTOXX600は今年これまでに7%上昇しているが、米国のベンチマークであるS&P500指数の10%上昇には及ばない。バンク・オブ・アメリカ(NYSE: BAC )のデータによると、S&P500指数は現在、予想利益の21倍で取引されている一方、欧州株は14倍で取引されている。投資銀行のゴールドマン・サックス(NYSE: GS )は最近の顧客向けメモで、両指数のディスカウントが過去最大となっているため、「欧州は米国に追いつく余地がある」と述べた。
Source: InvestorPlace

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