バッテリー関連株はここ数カ月、打撃を受けている。供給過剰によるリチウム価格の下落、中国での需要低迷、電気自動車（EV）市場の販売不振などが、希土類鉱物の価格急落の一因となっている。コイフィン氏によると、炭酸リチウムの価格は過去12か月で68.8％下落している。2024年第1四半期には多少回復したものの、価格は再び急落しているようだ。このマクロ経済の大きなニュースはバッテリー市場全体にとって好ましくないものの、5月の消費者物価指数（CPI）報告には一筋の光明があるかもしれない。インフレがほとんどの経済学者の予想以上に冷え込んだだけでなく、新車や自動車保険などの高額商品の価格圧力が著しく低下した。インフレが冷え込むと、金利引き下げの可能性が高まる。これにより、投資家はEVだけでなくバッテリー関連株にも強気になるはずだ。ウォール街から強力な買い評価を受け、ファンダメンタルズが堅調な3つのバッテリー関連株を検討してみよう。
