米国株式市場は、労働統計局の好調な経済データを受けて上昇している。4月の消費者物価指数（CPI）の数字は、6か月ぶりにインフレが鈍化したことを示しており、投資家に対してインフレが下降傾向に転じる可能性が高いことを示唆している。4月のCPI報告は連邦準備制度理事会（FRB）の当局者にとっては朗報だが、市場参加者はこれを近いうちに利下げが行われるというある種の確実性として受け取るべきではない。FRBは様子見姿勢を続けるだろう。一方、米国株はここ数週間、概ね上昇している。リチウム株など、すべてのセクターが価格上昇を享受しているわけではなく、現在、下落時に買うのに良い候補と思われるものもいくつかある。電気自動車（EV）株とそのリチウム関連株は、依然として市場をかなり下回っている。とはいえ、EVに対する消費者需要の欠如は永遠に続くわけではなく、特に今後数四半期で消費者信頼感が改善するだろう。そうは言っても、下落時に買うべきリチウム株は以下の3つである。
