米国の主要株価指数は、ナスダック指数が2.0%以上上昇したことに牽引され、本日急伸した。きっかけは、連邦準備制度理事会が発表したコアPCEデータが予想を下回ったことである。このインフレ指標は、連邦準備制度理事会によるインフレの好意的な指標である。昨日のGDP発表日で四半期コアPCEデータが予想を上回ったことを考えると、懸念されていた今日の上昇は意外なものだった。前月比は予想通りの0.3%だった。昨日のデータの後、+0.4~+0.5%の水準をうかがう声が上がった。本日の最終的な数字は以下のとおりである。ダウ工業株30種平均は153.84ポイントまたは+0.40%の38239.67。S&P指数は51.54ポイントまたは1.02%上昇の5099.95。ナスダック指数は316.14ポイントまたは2.03%上昇の15927.90。小型株のラッセル2000は20.8ポイント(1.05%)上昇し、2001.99となった。取引週では、S&PとNASDAQ指数は2023年10月30日以来の好調な週となった。ダウ工業株30種平均は0.67%上昇、S&P指数は2.67%上昇、NASDAQ指数は4.23%上昇、ラッセル2000は2.79%上昇。本日の上昇を牽引したのは、収益が予想を上回ったスナップ(+27.46%)、収益が予想を上回ったアルファベット(+10.22%)、スーパーマイクロコンピューター(+8.9%)である。